②角膜と睡眠不足
2025.10.13更新
角膜は目の表面を覆う透明な膜で、外部からの刺激や感染を防ぐ重要な役割をしています。この角膜は睡眠中に涙や栄養によって修復されるため、睡眠不足が続くと回復が遅れ、乾燥や炎症が起こりやすくなります。
実際に、睡眠不足が、角膜の細胞修復リズムを乱し、再生を妨げていると研究報告があります。その結果、角膜上皮のバリア機能が低下し、ドライアイや角膜障害のリスクが高まると考えられています。
日常生活の中で「目がしょぼしょぼする」、「光に敏感になる」と感じる場合は、睡眠不足が原因の一つかもしれません。角膜の健康を保つためには、単なる睡眠時間の確保だけでなく、連続した深い睡眠が重要です。