【ドライアイの方必見!!温罨法(おんあんぽう)とは? 】
2024.02.26更新
乾燥しやすく、加湿が必要な季節ですが、
ドライアイの方は、特につらい時期ですね。ご自宅でできるケアがありますので、ご紹介します。
では、なぜドライアイになってしまうのでしょうか?
涙は成分のほとんどが水分ですが、その水分が蒸発しないように、表面に一層薄く油の層がのっています。その油を分泌しているのがまぶたの中にあるマイボーム腺という所です。
このマイボーム腺が何らかの原因でつまってしまい、油を出す機能が低下すると、水分が蒸発し、ドライアイに。ドライアイの症状を訴える方の8割が、このマイボーム腺の機能不全によることが原因であるといわれています。
目薬以外に、みなさんがご自宅で毎日行うと効果が高まる、温罨法(おんあんぽう)という方法があります。
温罨法は、目の周辺を温めることで、マイボーム腺のつまりを緩和します。市販のホットアイマスクを使用したり、ホットタオルをご自宅で試してみましょう。
―ホットタオルの作り方—
用意するもの:おしぼりなどの薄手のタオル2枚、ポリ袋1枚
① 1枚のタオルを水に濡らして絞る
② 濡らしたタオルをグルグル巻きにする
③ 500Wの電子レンジで、1分加熱する
手に持つと熱いぐらいにするのがポイントです
④ 加熱後、すぐに取り出し、ポリ袋にいれる
⑤ もう1枚の乾いたタオルでひと巻きする
⑥ 目を閉じて、まぶたに5分間のせる
これを1日2回朝と晩に続けると効果的です。くれぐれもやけどにご注意下さい。