【アカントアメーバ角膜炎】
2024.01.20更新
コンタクトレンズを使用している皆さま、正しいケアをしていますか?
アカントアメーバは、通常は無害です。土の中や淡水の中など、私たちが比較的接触しやすい場所に生息しています。家の中では、浴室や洗面所など、水気のある場所にも生息しています。
コンタクトレンズを装用していると角膜に傷がつきやすく、その傷からアカントアメーバが侵入します。
アカントアメーバは、細菌をエサにしているので、保存液をつぎ足しで同じものを使用していたり、レンズケースを定期的に交換していないと大繁殖します。その汚染されたままのレンズを使用すると、角膜炎を引き起こします。
主な症状は、
・非常に強い痛み(感染の進行により痛みが増す)
・充血
・異物感
・涙が止まらなくなる
・視力低下
ひどい場合は角膜の中央が白く濁り、角膜に孔(あな)が開くと、大きく傷が残ってしまい、視力が戻らない恐れもあります。
そのために予防が大切であり、コンタクトレンズの適切な使用方法やケアを行うことが大切なのです。