秋の花粉症
2019.10.19更新
花粉症と聞くとイメージ的に春が強いですが、実は秋にも原因となる花粉が飛散しています。ブタクサ、ヨモギ、カモガヤが代表的ですが、これらの草が開花を迎える9~11月にこの花粉に反応する方はアレルギー症状が出ます。
生育場所は道端、公園、河川敷などの身近な場所が多いですが、スギやヒノキの花粉のように広範囲には飛散しません。花粉以外では、ハウスダストのアレルギーも秋に症状が出やすいです。ハウスダストは室内のホコリの事で、その中にダニの死骸やフン、カビも含まれます。ダニは夏に繁殖しますが秋には死んでしまうので、その死骸やフンで症状が出るのです。この時期に、くしゃみや鼻水が多くなると季節の変わり目で風邪と間違えやすいですが、目のかゆみが出たら秋の花粉症を疑ってみてはいかがでしょうか?