マイオピン

マイオピン

「子供の視力が低下してきた」「近視を少しでも食い止めたい」…そんな方にお勧めなのが、マイオピンです。マイオピンは、お子さんの近視の進行を抑えるための点眼薬で、近視の進行を平均60%〜70%軽減させると言われています。

眼軸長が伸びることによる近視

網膜よりも手前で光の像が結ばれることで、視界がぼやけてしまうのが近視です。近視の原因としてはレンズの調整が上手くできないということもありますが、子供の場合は眼球が楕円形に伸びることで網膜の位置が後ろにずれるというケースが多々あります。一度眼軸長が伸びると元には戻らないため、これを抑制することが重要です。

マイオピンとは

マイオピンには「アトロピン」という成分が配合されており、眼軸長が伸びるのを抑制することが統計的にも臨床的にも確認されている唯一のお薬です。ただし、この成分が濃い(1%)と、使用時に、瞳孔が開いてまぶしくなる、近くのものがぼやけるといった副作用があったため、これを薄くして(0.01%、0.025%)使いやすくしたのがマイオピンです。

こんな方にお勧め

マイオピンは、シンガポール国立眼科センター(SNEC)の研究によって、6歳〜12歳のお子さんへの効果や安全性が確認されています。そのため、基本的には小学生で近視が始まった方にお勧めしております。ただし、中には中学生や高校生でもご希望される方がいらっしゃるため、よくご説明させていただいた上で処方することはあります。

なお、マイオピンは近視の進行を抑制するために使用するもので、既に悪くなった視力を回復させるわけではありません。また、1年以上は使用しないと効果が見込めないこと、効果は60%〜70%であることなどをご理解いただいた上で、使用していただくようにしています。

過度な期待をさせないよう当院ではすべての情報を開示してわかりやすくご説明させていただきますので、まずは話を聞いてみたいという方も、お気軽にご相談にいらしてください。

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