院長ブログ

2025.10.20更新

睡眠時無呼吸症候群(以下、無呼吸)は、睡眠障害だけでなく、緑内障のリスク因子として注目されています。

アメリカの研究(AAO)によると、無呼吸患者は、緑内障の発症リスクが65%上昇するという結果が示されています。さらに、緑内障患者において無呼吸の重症度が高いほど視野障害の進行が速いことが確認されています。
他にも、韓国の大規模調査では、いびきなどの無呼吸のリスク指標が高い人は緑内障の有病率や眼圧も高く、特に睡眠時間が短い場合にその関連が強まるそうです。
背景には、断続的な低酸素状態や自律神経の乱れによる血流低下など、視神経への悪影響が考えらるということです。
 無呼吸の疑いがある方や無呼吸の方は、専門医療機関を受診し、適切な検査や治療をうけましょう。また、一度眼科で緑内障の精密検査を受けることもお勧めします。

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