院長ブログ

2018.04.17更新

まぶたにあるマイボーム腺から脂(あぶら)が分泌され、その脂が眼球の表面で涙の蒸発を防いでいます。脂が十分に分泌されないと、涙が蒸発し、目が乾燥してしまいます。マイボーム腺がつまると、脂の分泌を妨げてしまいます。目を温めることで脂が溶け出し、マイボーム腺の詰まりが解消されれば、脂の分泌量が増えて涙が過剰に蒸発するのを防げます。脂の分泌量を増やす唯一の方法は、目を温めることです。

当院では、ドライアイに悩む患者さんに、目薬の治療以外に自宅でできる方法として、「目を温める」ことをお勧めしています。

2018.04.10更新

目にも、利き目があります。望遠鏡をのぞき込むときに使う目、単眼の顕微鏡で観察するのに使う目が利き目とされます。

利き目は専門的には優位眼と呼び、反対側の目は非優位眼と呼びます。左右の見え方がほぼ同じ場合、利き目はそれほど明白なものではなく、条件によっては変動します。
メガネを合わせるときに利き目を考慮する必要があります。例えば、片目の近視の度が極端に強いとか、左右で乱視の軸が違っている場合などは、利き目を優先して利き目がよく見えるように合わせたほうが満足していただけます。
めがね処方などで利き目について気になる方は、当院へご相談下さい。

2018.04.06更新

運転免許を取得するためには、一定の視力が必要になります。規定の視力に満たない場合は、眼鏡やコンタクトレンズの矯正視力でも大丈夫です。ただし、矯正視力の場合は、免許に「眼鏡等」という条件が付きます。

運転免許の種類によって必要な視力は変わってきます。0.7以上というのは、普通免許の場合の条件です。
・原付・小型特殊
1)両眼で0.5以上
2)又は一眼が見えない方については、他眼の視野が左右150度以上で、視力が0.5以上
・普通第一種・中型第一種(8t限定中型)・二輪・大型特殊
1)両眼で0.7以上
2)一眼でそれぞれ0.3以上、又は一眼の視力が0.3に満たない方、若しくは一眼が見えない方については、他眼の視野が左右150度以上で、視力が0.7以上
・大型第一種・中型第一種(限定なし)・けん引・第二種
1)両眼で0.8以上で、かつ、一眼がそれぞれ0.5以上
2)深視力として、三桿法の奥行知覚検査器により3回検査した平均誤差が2センチ以内

運転免許取得・更新の際、気になる方は、一度、眼科にご相談ください。

 

2018.04.03更新

<こどもの視力は成長します>

生活の中で毎日目を開けて色々なものを見る(訓練)うちに、目からの情報より脳が正しく理解するようになり発達していきます。

何らかの原因により、たえずものを見る訓練ができず視力の発達が抑えられた状態、これを弱視といいます。

ものを見る訓練ができない状態になる原因としては主に

●遠視

●斜視

●その他、生まれつき目の病気や乳幼児期に眼帯を長い間つけたりした場合

弱視は斜視と違い「保護者の方もわからないまま」があります。

特に片目だけ弱視だった場合、見やすい目を使っているため気づきにくいのです。

3歳児健診など、視力検査を積極的に受けるようにしましょう!

 

2018.03.29更新

いつもどのように目薬をさしていますか?

・容器の先が目やまつげについたりしていませんか?
 →容器の中に目やに、細菌、汚れなどが入ってしまい、目薬の液が汚染されしまうおそれがあります。容器の先を離して目薬をしましょう!
目薬をさした後、目をパチパチしたりしていませんか?
 →目薬の後パチパチとまばたきをすると、目薬が鼻の奥の方に流れてしまいます。目薬のあとは、パチパチとまばたきをしないようにしましょう!
回数や滴数を守っていますか?
 →目薬の効果が十分に発揮されない可能性があります。目薬の回数はしっかりまもりましょう!

正しく目薬をして頂くと、目薬の効果が十分に発揮されて、目薬を清潔に保つこともできます。是非、正しい方法で目薬をするようにしましょう。

2018.03.22更新

代表的な花粉の一つで、ヒノキがあります。

ヒノキの飛び始めはスギより少し遅くピーク(3月中旬~4月)になります。

スギ花粉症の人はヒノキ花粉にも反応してしまったり、ヒノキ花粉症の人がスギ花粉にアレルギー反応が出ることがあります。

そしてやはり症状としては、、、

・目のかゆみ

・くしゃみ

・鼻水、鼻づまり

その他、頭痛や咳など症状がでることがあります。

気温差が大きいこの時期、風邪とアレルギー症状に注意しましょう!

2018.03.21更新

当院では、アレルギー症状を起こしやすい39種類のアレルゲンを1度の採血で同時に測定できる「Viewアレルギー39検査」を行っています。
Viewアレルギー39検査とは、アレルギー症状を起こしやすい39種類のアレルゲンを1度の採血で同時に測定できる血液検査です。
たくさんの種類のアレルギー検査をすることで、自分でも思ってみなかったアレルギーの原因が見つかるかもしれません。花粉症、食物アレルギー、アレルギー性結膜炎などのアレルギー疾患がある方は特にお勧めです。アレルゲン(アレルギーを引き起こす物質)の除去・回避、必要に応じた薬物治療をすることが重要です。

ご希望の方は、受付または診察時にご相談下さい。

2018.03.08更新

花粉対策眼鏡は、花粉が目に入ることを防ぐため、フレームの張り出しが通常の眼鏡より顔に近い形状となっています。このため、転倒や衝突したときなどに眼鏡の張り出し部分が顔面に強く押し付けられ、目の周囲にけがを負う事例が報告されています。 


○花粉対策眼鏡をかけた小5男児が運動場でぶつかり、眼鏡がくい込み目の上を3針縫うけがをした
○花粉体悪眼鏡をかけた7歳男児が、体育の授業中に他の児童が走ってきて顔面にぶつかり、眼鏡の縁で左目の上を切り8針縫うけがをした。

お子様が、強い衝撃がおきることのあるスポーツや激しい運動をする予定がある場合、使用しないまたは使用に当たっては細心の注意を払うようにしましょう!

2018.03.01更新

タブレットやスマートフォンをよく見る子供さんは、下記のことを注意しましょう!


(1)画面との距離は50cm離す
(2)50cm離してラクに見えるサイズの画面を選ぶ
(3)首を真っすぐにして正面から画面を見る
(4)まばたきをするよう、声をかける
(5)50分に一度は休憩する
(6)休憩の際には、5m先のものを3分間じっと見る

※スマホや携帯ゲーム機などで50cm以下の至近距離にピントをあわせ続ける場合は、(5)や(6)のような、休憩と目のリラックスを頻繁におこなうようにしたほう良い。

※子どもは集中しているとまばたきの回数が減るので、目が乾くとドライアイや目に傷がつく原因になる。大人が声かけして、まばたきを促したり、休憩させたりする。

2018.02.23更新

ビラノアとデザレックスは、1日1回の服用で効果が高く、薬局で売られているアレグラ、クラリチン、アレジオンと比較して眠くなりにくく効果も高い内服薬です。

また、効き目の強さはアレグラよりも強くザイザルと同じ程度です。
花粉症の時期に➀眠くならない、②効果が高い、③1日1回の三拍子そろった大変良い薬と期待できます。もちろん保険適応で処方出来ます。
処方については、当院にご相談下さい。

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