院長ブログ

2025.12.08更新

日が短くなる季節、夜の運転で見えづらく感じませんか?
日が短くなり、夕方の帰り道がすっかり暗くなる季節。
夜の運転中に「ライトがまぶしい」「標識が見えにくい」と感じることはありませんか?それは、加齢やドライアイ、白内障などによって夜間視力(暗いところで見る力)が低下しているサインかもしれません。
暗い場所では、瞳が大きく開き、ピントが合いづらくなります。さらに冬の乾燥や暖房による目の疲れが重なると、見えにくさを感じやすくなります。
対策としては、まず眼鏡やコンタクトの度数が合っているかを確認しましょう。運転時は、まぶしさを軽減する夜間運転用レンズ(防眩レンズ)もおすすめです。また、車内の乾燥を防ぐことや、目の疲れを感じたら早めに休むことも大切です。
見えにくさを放置せず、早めの眼科受診で安全な冬のドライブを。

 車

 

白内障のサイン

最近、夜の運転で「ライトがまぶしい」「暗いところで見えづらい」と感じることはありませんか?
その原因のひとつに、白内障が関係していることがあります。
白内障は、目の中の“水晶体”が濁って光の通り道が悪くなる病気です。
明るい昼間はある程度見えても、夜間は光が散乱してコントラスト(明暗の差)が低下し、信号や標識、対向車のライトがまぶしく感じられます。特に雨の日や薄暗い場所では、視界がかすんだり、ぼやけたりすることもあります。このような“夜間の見えづらさ”は、白内障の早期サインの一つ。
見え方に違和感を感じたら、眼科での検査をおすすめします。進行具合に応じて、眼鏡の調整や手術のタイミングを含めた適切な対策を立てることができます。
夜間の安全運転のためにも、早めのチェックで“クリアな視界”を保ちましょう。

2025.11.24更新

衣替えがすんで寒さを感じるこの季節、体だけでなく“目”も冷えの影響を受けています。冬は血流が悪くなりやすく、目のまわりの筋肉もこわばって疲れやすくなります。
おすすめは「温めケア」。蒸しタオルや市販のホットアイマスクを使うと、目のまわりの血流がよくなり、ピント調節を行う筋肉の緊張もやわらぎます。入浴時に目を閉じて深呼吸するだけでもリラックス効果があります。
また、睡眠不足も目の乾燥や充血の原因に。夜更かしを控え、照明を少し落として眠りやすい環境を整えましょう。
体と同じように、目にも「温め」と「休息」の冬支度をして、寒い季節を快適に過ごしましょう。

アイマスク

2025.11.24更新

急激な気温の低下とともに、そろそろ冬支度を始める季節になりました。体や肌だけでなく、実は“目”も冬に備えたケアが必要です。
 この時期は空気が乾燥し、暖房の風やマスクの隙間から上がる息が目の表面を乾かし、ドライアイを引き起こすことがあります。「目がしょぼしょぼする」「まばたきが増えた」と感じたら、乾燥のサインかもしれません。
対策としては、まず部屋の湿度を保つことが大切です。加湿器を使うほか、濡れタオルを掛けておくだけでも効果があります。
 エアコンの風が直接顔に当たらないようにしたり、マスクの鼻の部分をしっかりフィットさせて、息が目に当たらないようにしましょう。
乾きを感じたときは、人工涙液タイプの目薬でうるおいを補うのがおすすめです。コンタクトレンズを使う方は、防腐剤の入っていない目薬を選ぶと安心です。
冬の準備とあわせて、目のうるおいケアも忘れずに行いましょう。

暖房

2025.11.04更新

最近くしゃみや鼻水、目や鼻、喉の痒みが出てきた。
もしかして風邪?と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
季節の変わり目で1日の寒暖差も激しく、体調を崩しやすい時期ではあります。
くしゃみや鼻水、目のかゆみの原因はもしかすると花粉症等のアレルギーかもしれません。
春のイメージが強い花粉症ですが、秋にも花粉は飛んでいるのです。
ブタクサやヨモギ等のキク科の植物、カモガヤやカナムグラ等の雑草たちは9月から11月にかけて花粉を放出し、花粉症の原因となっています。
ブタクサやヨモギは、スギやヒノキと比べると背が低く花粉の飛散距離は短いため広範囲に花粉が飛散することは少ないそうです。草原や川辺、土手等生えていそうな場所を避ける事。外出時にマスクやメガネの着用も花粉症の症状を和らげるのに効果的なようです。
秋の花粉症について紹介してきましたが、お薬でアレルギー症状を抑えることも重要です。
たとえば目のかゆみをそのままにして、目をかいたりこすったりするとかゆみが更にひどくなる事もあります。
当院では目薬、内服薬、点鼻薬、軟膏の処方が可能です。
医師と相談し、ご自身の症状や体質に合ったお薬を処方してもらいましょう。

2025.10.20更新

睡眠時無呼吸症候群(以下、無呼吸)は、睡眠障害だけでなく、緑内障のリスク因子として注目されています。

アメリカの研究(AAO)によると、無呼吸患者は、緑内障の発症リスクが65%上昇するという結果が示されています。さらに、緑内障患者において無呼吸の重症度が高いほど視野障害の進行が速いことが確認されています。
他にも、韓国の大規模調査では、いびきなどの無呼吸のリスク指標が高い人は緑内障の有病率や眼圧も高く、特に睡眠時間が短い場合にその関連が強まるそうです。
背景には、断続的な低酸素状態や自律神経の乱れによる血流低下など、視神経への悪影響が考えらるということです。
 無呼吸の疑いがある方や無呼吸の方は、専門医療機関を受診し、適切な検査や治療をうけましょう。また、一度眼科で緑内障の精密検査を受けることもお勧めします。

睡眠

2025.10.13更新

角膜は目の表面を覆う透明な膜で、外部からの刺激や感染を防ぐ重要な役割をしています。この角膜は睡眠中に涙や栄養によって修復されるため、睡眠不足が続くと回復が遅れ、乾燥や炎症が起こりやすくなります。
実際に、睡眠不足が、角膜の細胞修復リズムを乱し、再生を妨げていると研究報告があります。その結果、角膜上皮のバリア機能が低下し、ドライアイや角膜障害のリスクが高まると考えられています。
日常生活の中で「目がしょぼしょぼする」、「光に敏感になる」と感じる場合は、睡眠不足が原因の一つかもしれません。角膜の健康を保つためには、単なる睡眠時間の確保だけでなく、連続した深い睡眠が重要です。

目睡眠

2025.10.04更新

皆さん、毎日よく眠れていますか?日本人の約5人に1人は慢性的な不眠に悩んでいるといわれています。
今回は、「睡眠と目の健康」ついて、3つのシリーズとしてお話したいと思います。

不眠や途中で何度も目が覚める「断続的な睡眠」は、単に体の疲労感を残すだけでなく、目の健康にも深刻な影響を与えます。特に涙の分泌量が減少するドライアイのリスクを高めることが近年の研究で明らかになってきました。
韓国で行われた調査では、睡眠の質をスコア化して評価した結果、睡眠の質が低い人ほどドライアイ症状が強いことが判明しました。
断続的な睡眠になると、自律神経のバランスが乱れ、涙の安定した分泌が妨げられると考えられています。
そのため、不眠症の方は、乾燥感やかすみ、異物感といった症状に注意が必要です。
質の良い睡眠を確保することは、涙の健康を守る大切なセルフケアといえるでしょう。

2025.09.14更新

 視力検査の前に、スマホなどなるべく近くを見ないでお待ちくださいますようにお願いいたします。

 その理由は、長時間、近くを見たあとで、視力検査をすると、一時的に手元にピントがあった状態になり、実際は、強い近視ではないのに、間違った結果になってしまうことがあるからです。
 その状態のままでは、不適切なメガネやコンタクトレンズを処方してしまうおそれがあり、疲れ目や肩こりの原因につながります。
 
 目がリラックスしている状態で視力を検査をすることで、より正確な結果が得られますので、視力検査などでお待ちの場合は、スマホなど近くを極力見続けないようにお待ちいただきますようご理解とご協力お願いいたします。

2025.09.04更新

帯状疱疹は水ぼうそうと同じ「水痘・帯状疱疹ウイルス」が原因です。
加齢や疲労、ストレスの蓄積によって身体の免疫力が低下すると水痘・帯状疱疹ウイルスが活性化を始め、帯状疱疹を引き起こします。
これからの時期も暑さによる疲れや、気温の変動にも注意が必要です。
帯状疱疹による眼の症状として結膜炎や角膜炎、胸膜炎、虹彩毛様体炎、眼輪筋麻痺などが起こる可能性があり、これらにより、まぶたの発疹、腫れ、充血、痛み、視力低下などの症状が現れます。
重症化や後遺症を防ぐため、症状が出た方はお早めに眼科へ受診ください。

帯状疱疹

 

2025.08.01更新

酷暑が続いていますが、皆さん体調を崩していませんか?

夏の日差しの紫外線対策として、日傘や帽子を使用している人は多いことでしょう。
プラスして、目の紫外線対策もお願いします。
目から入る紫外線のダメージは、目の充血や痛みなどの角膜炎や白内障にもつながる直接的なダメージがありますが、それだけではありません。実は、肌にも間接的にダメージを与えてしまうのです。
目から紫外線が入ると、脳が全身に紫外線を浴びていると錯覚をするため、肌を守ろうとメラニン色素を生成するよう指示を出します。その結果、日焼けしたり、シミやそばかすの原因になります。
紫外線のダメージから肌を守るためにも、日傘や帽子の他に、UVカット効果の高いサングラスを装用して目から紫外線が入らないようにしましょう。

サングラス

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