院長ブログ

2025.07.07更新

必需品のスマートフォン。大人から子どもまでほとんどの方が持っていますね。

現在、スマホなどのデジタル機器を長時間、近い距離で見続けることによって生じる「スマホ内斜視」が増えています。

“内斜視”というのは、ものを見ようとするときに黒目が内側に寄ってしまう、いわゆる“寄り目”で、ものがダブって見えることがあります。この状態が、原因は不明とされていますがスマホの普及に伴い若年者にみられ、関連が指摘されています。

日本弱視斜視学会などの関連団体が調査を行い、スマホ内斜視は中高生に多く認められ、使用時間を制限したところ、4割程度が「ある程度改善した」とのことです。ただし、改善しなかった子どもも多く、中には斜視手術が必要になったケースもあるそうです。 

スマホ内斜視に予防するために、
① スマホなどのデジタル機器を見る時や近見作業をする時には、30㎝以上の離れて行い、30分に1回は、30秒以上遠くを見て目を休めましょう。
② 見え方に異常を感じたら、早めに眼科を受診しましょう。
③ 2歳未満のお子さんは、デジタル機器の使用を控え、2~5歳は短時間の使用にとどめましょう。

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